関空２期工事「過剰投資」
中部空港は「威信のため」 外国航空会社団体が声明
という見出しで・・・
関西空港２期工事は「過剰投資」、中部国際空港は「威信のための施設」ーーー外国の航空会社が２０００年１０月３１日、こんな批判の声を上げました。これは、日本に乗り入れている外国の航空会社でつくる「在日外国航空会社協議会」が同日発表した声明書「急降下が求められる高水準の日本の民間航空経費」のなかで指摘したもの。
関西空港２期工事については「その決定を理解するのは難しい」とし、伊丹空港が存続していることや利益を生まない関空会社の経営実態をあげるとともに、空港島などの沈下問題では「海底の軟弱な砂地は別の人工島を建設するのには不適切」とまでのべています。
中部国際空港については、名古屋には既に使用可能な滑走路を１本有する空港があるとして「新中部国際空港は主に中部地域の威信のための施設として案出されたもの」と厳しく批判しています。
着陸料などの空港使用料については、世界各地の空港と比較し関西空港がひきつづき１番高く、同協議会では日本の高い空港使用料の引き下げを強く求めています。（〜２０００年１１月１日付 しんぶん赤旗より〜）
以上の記事が目にとまりました。外からはあまりよく思われていないようですね。どうしてこんなに批判ばっかり出るのでしょうか？日本の経済体系そのものの問題でしょうか？
関空はすごいお金（約１７００億円）がかかっています。私たちにはその額を聞いても「すごいな」と思うだけですぎてしまいます。しかし、考えてみてください。そのほんの一握りのお金で子どもたちの生活が良くなるのです。こんだけのお金があれば、日本全国全ての児童養護施設が普通生活水準の生活が出来る施設に建て替えられるし、ましてお釣りが来ます。
大阪府はこんな工事に莫大なお金を遣おうとしていますが、子どもの福祉についても同じぐらいに考えて欲しいと常々思っています。
