ちょっと一言144

 「わがまま」について・・・。

 子どもの権利ということと「わがまま」が、どうも交錯してしまいます。子どもの主張は尊重しなければならないし、親権との兼ね合いもあります。

 一般的に子どもの意見は、大人から見ると「わがまま」を言っている・・・と言うことが大半だと思います。どこまでを聞き入れて、どこが「わがまま」なのかを見極めることが、実は難しいのです。

 その中には「嘘」も入っていると思います。真実ばかりを言っている事は無いと思います。また、一度聞き入れると、頭に乗ってきます。

 そこら辺の兼ね合いと見極めが難しいのです。私たちも経験があると思います。「嘘」をついたことがないか?と問われれば、「無い」とは言い切れないと思います。

 かといって全部いい加減に聞いているわけではありません。子どもたちから学ぶものが多々あります。子どもの意見を一通り聞いて、それを今一度冷静に判断するしか無いでしょう。

 大人と子どもの摩擦と言うものは、どっちが勝つかと言うのではなくて、やはり信頼関係の深さによるものだと思います。

 これがまた大変なことなのですね。




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