　児童養護施設に於いても「食中毒」に対して注意をしている事だと思います。

　集団生活の場ですので、食中毒が一旦出てしまったら終わり・・・というか、おしまいです。人命がかかっていますから・・・。出さないように心掛けてることでしょう。

　ところで、今新聞やニュースでかなり大問題になっている「雪印乳業」の管理のずさんさが浮き彫りになりました。

　最善を尽くしてして、こうなったのであれば、致し方ないと思いますが、今夜のニュースでの社長の記者会見を見ていて、非常に腹が立ちました。恐らくテレビを見ていた人達も同じ意見だと思います。

　６月２日に食中毒のニュースが流れ、対策もせず、他の方にも影響があると予想されていた牛乳もそのまま販売していたということです。さらに、大阪市の調査の指摘によって初めて認める・・・といった「しらけ」ぶりです。

　もっと早く事実を認め或いは事実関係がはっきりするまで、何故自ら販売を停止しなかったのだろうか？

　「雪印乳業」と言えば、その名もとどろく最大手の大企業です。国民は信じ切っていました。１万人以上の被害者が出ている模様です。

　また、その企業の下請けの会社や販売店等にも影響を与えました。そして何よりも「儲け最優先の人命軽視」と言わざるを得ません。

　社長曰わく・・・「この手の食中毒の菌（黄色ぶどう球菌）の発症は、ごくまれでしたから・・・」　何をか況やです。この一言で信頼もくそも信頼の回復も何もあった物ではないでしょう。

　わたしは牛乳は身体に良いので、しっかり飲むようにしています。もっと真剣に取り組んでもらいたかったですね。

　この事件で、かつての「森永ヒ素ミルク事件」を思い出しました。その当時は、雪印の牛乳を飲んでいて（この当時粉ミルクもお湯で溶いて飲んでいました。）良かった・・・と思ったものでした。

　みなさんは、今回の雪印乳業事件をどう思われますか？　