ちょっと一言１０８

　先日ニュースで、４歳の男の子が７階から飛び降りたらしい。理由は、自分も「ピカチュー」の様に空を飛べるのだ・・・と思ったらしい。

　骨を折ることもなく、死ぬこともなく無事に助かったようだった。その子は、病院のベッドで「ピカチュー」のキャラクターで遊んでいるらしい。

　「空を飛びたい」とか、「こんな事やあんな事が出来たらなぁ」と誰しも思うのではないでしょうか。

　しかし、今ではそれらが現実的な物と非現実的な物の区別がつきにくくなってきているのかも知れません。

　漫画でも一旦死んでもまた生き返るとか、人の命を軽く描写しているとか、というシーンが多くなってきているような気がします。

　何気なく殺人を犯す描写ではなくて、正義が悪を断つ・・・というハッキリした誰が見てもせいばいされて当然だという場面で殺人が出てくる・・・と言うのならば許せる部分があると思います。（実際はダメだけど）

　こういった環境でこの男の子が大人になっていけば、またその子どもにも影響があるかも知れません。こうして知らず知らずのうちに進んでいくと言うことはどうなんでしょうか？

　夢を見続けるのは良いことですが、悪夢は見たくないですよね。