ちょっと一言203


 新聞やニュースによると、ロシアのチェチェン劇場人質占拠の問題について、特殊部隊が突入して事態を解決した様です。

 人質が7・8百人いたそうで、中にはすでに殺されていたり、要求に従わなければ人質を殺していくというものでした。テロリストは50人前後いたようです。

 お互いに色んな言い分があり、結局はお互いに暴力という形で結末を見たと言う感じです。しかし、これがまたテロリスト達を刺激して同じような或いはもっと激しいことが起こるかも知れません。

 去年のアメリカでのテロ以降、「テロの火」に油を注ぐような形で頻発するようになりました。その度に犠牲者が出ています。何処でどんなことが起こるのかが予想出来なくなってくるような気がします。

 人質の中には老人や子どもそれに親達がいたはずです。この軍事力によって死んだ人達もいたと思います。人質の人命救助優先を言いながら、多少の犠牲に目をつむり、早期解決をしました。もし突入していなければ、本当に殺されていたかも知れないし、爆破されていたかも知れません。

 いずれにしても苦しい選択を強いられていたに違いありません。何が解決のベストだったのかは議論のあるところですが、「平和的解決」というものが本当にあるのでしょうか?

 ところで、もしこういう事が日本で起きたとしたら、日本はどういった態度をとるのでしょうね?私には分かりません。説得を続けると思いますが、果たしてそれが通用するのでしょうか?それとも要求を全面的に呑むのでしょうか?

 皆さんはどう思われたでしょうか?    

2002年10月27日(日)ゴンゴリオ、gongorio




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