ちょっと一言２４３

　東京都政における卒業式や入学式の「日の丸掲揚、君が代斉唱」「起立」について、行き過ぎがあるのではないか？よいう批判が新聞に載っていました（一般新聞各社）。

　詳しい内容は解らないのですが、記事を読む限り私も行き過ぎではないかな？と思いました。子ども達全員に強制するというような内容でしたし、しなければ教職員が処分されるというのです。例えば「起立」に関して言えば、そうすることを指導しなければ職務違反と見なされ処分され、指導したが従わなかったのなら指導不足で処分の対象になる・・・というものですね。

　　何よりも子ども自身の自由が束縛されるのではないかと思いますね。否定ばかりではなくて、「愛国心」があればそれはそれで良いと思っています。つまり自分が国や人それに物等々愛そうと構わないと思います。しかし、強制はいけないことだと思います。

　一律に強制するというのは軍隊教育に似ていると思いますね。教職員も従わない者には処分して従順な職員を採用していくとなれば、益々軍事教育になっていくのではないでしょうか？

　私は、子どもの教育というのはそのようなものではなくて、情操を豊に、親切心があり、思いやりがあり、活発で、自分の能力に応じた教育を受ける等々が保障されているべきものだと考えます。

　改革といえば、大概悪い方に流れていきますね。そうではなくて、真剣に学校教育に取り組まないと将来大変なことになっていくのではないでしょうか？

　皆さんはどう思われますか？

　２００４年４月４日（日）ゴンゴリオ、gongorio

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