ちょっと一言６９

　また幼児への虐待死がありました。（２０００年８月１６日（水）のニュースで）

　３０歳の男性が３歳の子どもを殴る蹴る罵声を浴びせる等して殺してしまったと言うことです。母親は隣の部屋にいて知らなかったと話しているようです。

　しかし、そこの住民にも聞こえるほどの大声だったので、知らなかったはずがないと考えられます。２人で殺したのも同然です。

　子どもというのは、泣くし甘えるし、笑うし、言うことを素直に聞かないことが多いものです。男性は本当の父親ではなかったのですが、言うことを聞かないし、なついてくれない・・・という理由で果たして子どもを殺す権利があるのでしょうか？

　こんな事件を聞く度にやるせない思いをします。

　こういったニュースは、報道され、刑事事件になってこそ明るみに出てくるものです。ニュースに出ないで、くすぶっている虐待は計り知れないほど多いものと考えられます。

　ほとんど大人に近い高校生の事件も多くなって来ています。それも残虐です。

　悲しいかな、こんな事があったのか・・・と見逃すことなく、身近な存在として考えるべきです。少子化で子どもの数が減っているにもかかわらず、こういった事件が増えているのは、皆さんはどう考えるのでしょうか？

　本当の人生の幸せというのは一体何なのでしょうか？