ちょっと一言８７

　三菱自動車のリコール隠し問題に続き、今度は、三菱電機のテレビの発火・発煙事故が６６件あったため、１９８８年～１９９９年の間に製造されたテレビ（CZ-1、CZ-2シリーズ）を回収したと新聞に報じられていた。

　約５万台作られ、今でも４万５千台使用されているらしい。発火事故のあったうち、実際７件はカーテン等に燃え移ったという。

　こんな記事を読むと、現在の大企業の姿勢を疑うしかないのかな・・・と思ってしまいます。競争原理の貧しさと、儲ければよいという姿勢がありありと出ています。

　車の場合は人命軽視だし、テレビの場合は火事になりかねない、下手したら財産を無くし最悪の場合は焼死といったところでしょうか？

　福祉の分野にも企業の参入が言われています。企業がこんな状況で、おまけに国が競争心をあおるような政策をしている限り、福祉は福祉で無くなるものと思います。

今一度考え直すべき事ではないでしょうか？　本来の福祉施策とは一体どのようなものなのかをしっかり把握する必要があるように思います。