児童養護施設に衝撃が走った。

　大阪の児童養護施設で、１７歳の女子高生が３歳の子どもを５階の居室の窓から落として死亡させた（９月１８日新聞報道による）という事件について・・・。

　女の子は２歳から学園生活を余儀なくされ、現在に至っている経過があります。また、知的障害もあると言います。施設での生活が嫌になって、どこかに換わりたいという気持ちがあったという。ターゲットは誰でも良かったとも言っています。（新聞による）

　施設の管理・運営・保障が問われると思いますが、どこの施設でも職員の数が足りません。にもかかわらず公立の児童養護施設を廃園にしたり、予算の削減を行ってきています。今回の問題は、この施設のみの問題ではなく、大阪府としての福祉施策の問題にも関連すると思っています。

　一般的に施設は、創設以来全般的に貧困で、最低限の生活の保障すら整いきれていません。

　この事件の背景を明らかにし、どうすれば今後このようなことが無くなるのかを真剣に議論して、手だてを見いだして欲しいと思っています。